北の大地へ ~函館へ向かう~
9月上旬に出掛けた北海道旅行。旅行記を、ついつい後回しにしていましたが、忘れないうちに書き留めておかなくちゃ!
今回は、函館までの道中をご紹介します^^
旅の出発点は、私の実家。
北海道へは、青森県最北端の町、大間町から出るフェリーで向かいます。
フェリーの出発時刻は午前6時20分。
岩手県の県南に位置する私の実家から、この大間町まで約300キロ。所要時間は高速利用で5~6時間程度と逆算し、念のため、少し早めに午後10時に出発しました。
北へ北へと車を飛ばしているうちに、雨が振り出し、いよいよ横殴りの雨に…。
数メートル先も見えないほどの土砂降りに加え、街頭もないような道。下北半島へ向かう途中、時々見える「恐山○km」という標識がとっても不気味でした(笑)。
ようやく大間のフェリー乗り場に到着したのは、午前3時過ぎ。相変わらずの土砂降り(涙)。
函館のお天気は大丈夫?そして、フェリーは無事に運航するのかしら?不安を抱えつつ、車の中で仮眠をとる事にしました。
目覚めた時もやっぱり雨。念のため函館の天気を確認すると、予報は「大雨。横殴りの雨になるでしょう」とのこと…。
幸い、フェリーは運航とのことだったので、乗船手続きの後フェリーに乗り込みます。
船のお尻がパックリと開いていて、ここから車ごと乗り込みます。
船内の駐車場。
車を停めたら、ここから乗客は上のデッキに登ります。
晴れていたら、イルカが船を追いかけて泳ぐ姿とかも見られるそうなのですが、海は大しけ、優雅なクルージング(?)を想像していた私はガッカリ。
それでもやっぱり、船旅は他の乗り物とは違った気分が味わえて楽しいものです。
船室で夫はうつらうつらと眠っていましたが、私はず~っと起きて、船内をウロウロしたり、テレビを観たり、読書をしながら過ごしました。
大間から函館までは、1時間45分程度の船旅。
到着間近のアナウンスが流れると、車に戻って待機します。
この向こうは函館です!
ここから、道内の走行距離2000キロを超える旅が始まります^^
まずは腹ごしらえを兼ねて、函館朝市へ。
ここで海産物を食べるのが夢だった!(涙)
ウニ、蟹、鮭、いくら、エビ、ホタテ…夫と私、それぞれ好きなものをテンコ盛りにしてもらい、毛がにの味噌汁と、
タチ(鱈の白子)の味噌汁と共にいただきました!
始終、顔がゆるみっぱなし(笑)。ヘラヘラ、ニヤニヤ笑いながら、美味しく平らげました。
お店のおかみさんにも良くして頂き、サービスでプチトマトもいただきました。本当にありがとうございました。
食事の後は、実家に送るお土産を市場内で物色。アレコレ試食をさせてもらい、大満足♪
その後、私はしばらく、手についた毛がにのニオイまでクンクン嗅いでいたほどでした(笑)。
その頃、外はまだ雨止まず…。
この日の夜は、函館山で夜景を観たいという大きな目標があるのに。
どうなる!?